2004年 12月 09日
新聞社をどこまで信じていいの? |
毎日新聞が企画・設計したメディア接触に関する調査。
たしかにグラフを見ると、「新聞のテレビ欄」「新聞のテレビ番組情報欄」「新聞の広告」をテレビの情報源としている人の割合は毎日新聞の読者が最も多くなっている。
しかし、毎日新聞の読者の22.1%が新聞の広告をテレビの情報源としていて、読売新聞の読者のその割合は、15.4%で、6.7%の差があるが、毎日新聞の読者の96.9%が新聞のテレビ欄をテレビの情報源としていて、朝日の読者のその割合は、96.1%。その差0.8%。
それを「すべてにおいて3紙中トップだった。」と表現してしまっていいのか?
朝日新聞の読者の68.1%が新聞の広告を雑誌の情報源としていて、毎日新聞の読者のその割合は、65.6%。2.5%の差を僅差と言っているのに。。。
新聞広告を見てホームページにアクセスした経験の有無とあわせて、いきなり新聞を有効活用している、とも。
他のメディアに接触するための情報源としている、という事実はあっても、この「有効活用」って、言い過ぎじゃ。。。
さらには、毎日新聞の読者は購読年数が長いというデータとあわせて、いきなり、「毎日新聞の読者は、新聞を生活の中心に据えている。」と。
2.5%を僅差と言ってる一方で、0.8%の差でもトップ、と言い切ってしまうくらいなので、その「長い」というのも他紙と比べてどれくらいの差やら・・・。
テレビ(地上波)の情報源として最も新聞を活用しているのは毎日新聞読者で、「新聞のテレビ欄」「新聞のテレビ番組情報欄」「新聞の広告」すべてにおいて3紙中トップだった(図9)。雑誌は朝日新聞読者、次に僅差で毎日新聞読者、そして読売新聞読者の順(図10)。
インターネットでは「新聞広告を見てホームページにアクセスした経験」は、「頻繁にアクセスしている」「何回かアクセスしたことがある」ともにやはり毎日新聞読者がトップだった。つまり、毎日新聞読者は他紙読者に比べ、メディアの情報源として新聞を有効活用していることが分かる(図11)。
毎日新聞広告局が毎日新聞読者の特徴として挙げている中で、「購読年数が長い」がある。この結果とあわせて考えると、毎日新聞には熱心な読者が多いようで、他紙読者に比べ、新聞を生活の中心に据えてもらっていることはありがたい事だ。
「メディア接触」に関する調査(「SPACE」NO.328 2004.5)より
たしかにグラフを見ると、「新聞のテレビ欄」「新聞のテレビ番組情報欄」「新聞の広告」をテレビの情報源としている人の割合は毎日新聞の読者が最も多くなっている。
しかし、毎日新聞の読者の22.1%が新聞の広告をテレビの情報源としていて、読売新聞の読者のその割合は、15.4%で、6.7%の差があるが、毎日新聞の読者の96.9%が新聞のテレビ欄をテレビの情報源としていて、朝日の読者のその割合は、96.1%。その差0.8%。
それを「すべてにおいて3紙中トップだった。」と表現してしまっていいのか?
朝日新聞の読者の68.1%が新聞の広告を雑誌の情報源としていて、毎日新聞の読者のその割合は、65.6%。2.5%の差を僅差と言っているのに。。。
新聞広告を見てホームページにアクセスした経験の有無とあわせて、いきなり新聞を有効活用している、とも。
他のメディアに接触するための情報源としている、という事実はあっても、この「有効活用」って、言い過ぎじゃ。。。
さらには、毎日新聞の読者は購読年数が長いというデータとあわせて、いきなり、「毎日新聞の読者は、新聞を生活の中心に据えている。」と。
2.5%を僅差と言ってる一方で、0.8%の差でもトップ、と言い切ってしまうくらいなので、その「長い」というのも他紙と比べてどれくらいの差やら・・・。
by PAN19335
| 2004-12-09 22:23
| 調査/評価