2005年 10月 12日
ブランドを含めての価値 |
1970年代にペプシ・チャレンジというキャンペーンがあった。
ブランド名を隠したコカ・コーラとペプシ・コーラ。
よく売れているのは、コカ・コーラ。
どちらがおいしいかたずねると、ペプシと答える人が多かったそうだ。
ペプシのシェアが6%未満の地域で、自称「コークファン」の半分以上がペプシを選んだのだ。
それでも、コーラの世界は「味よりイメージ」で、このキャンペーンはあまり効果がなかった。
それを実証した実験がある。
コンピューター神経科学者リード・モンタギューが、被験者の脳のはたらきを観察しながら、同じような実験をしたところ、脳の味覚中枢はペプシのときの方が活発にはたらいていたという。
次にブランドを明示してから被験者に飲み比べてもらったところ、コカ・コーラの場合はより前頭葉が活発にはたらいた。
ユーザにとっては、ブランドも含めての価値が、その商品の価値なんだ。
ブランド名を隠したコカ・コーラとペプシ・コーラ。
よく売れているのは、コカ・コーラ。
どちらがおいしいかたずねると、ペプシと答える人が多かったそうだ。
ペプシのシェアが6%未満の地域で、自称「コークファン」の半分以上がペプシを選んだのだ。
それでも、コーラの世界は「味よりイメージ」で、このキャンペーンはあまり効果がなかった。
それを実証した実験がある。
コンピューター神経科学者リード・モンタギューが、被験者の脳のはたらきを観察しながら、同じような実験をしたところ、脳の味覚中枢はペプシのときの方が活発にはたらいていたという。
次にブランドを明示してから被験者に飲み比べてもらったところ、コカ・コーラの場合はより前頭葉が活発にはたらいた。
ユーザにとっては、ブランドも含めての価値が、その商品の価値なんだ。
by PAN19335
| 2005-10-12 23:02
| ユーザエクスペリエンス