2004年 05月 07日
言葉の言い換えとバリアフリー |
パソコンのカラフルなプレゼンは、色盲の人にちゃんと伝わっているのだろうか。
そんな問いかけをしている赤緑色盲(強度第1色盲)の人がいます。
その人は、「色盲」という言葉を使い「色覚異常」「色覚障害」「色弱」という言葉を使っていません。
言葉の言い換えにばかり気をとられて、言葉を言い換えればそれで終わりになってしまうのでは、言い換えが無駄なばかりか有害だという考え方からです。
言葉を言い換えることよりも、気持が大切だという話を、スティービー・ワンダー『キィ・オブ・ライフ』メイキングDVDを見た人の日記から。
そんな問いかけをしている赤緑色盲(強度第1色盲)の人がいます。
その人は、「色盲」という言葉を使い「色覚異常」「色覚障害」「色弱」という言葉を使っていません。
言葉の言い換えにばかり気をとられて、言葉を言い換えればそれで終わりになってしまうのでは、言い換えが無駄なばかりか有害だという考え方からです。
言葉を言い換えることよりも、気持が大切だという話を、スティービー・ワンダー『キィ・オブ・ライフ』メイキングDVDを見た人の日記から。
印象的だったのは、スティービーの仲間が「blind」という言葉をはっきり言っていたことだ。日本のような用語規制をしていない。
the man who can't see wellのような婉曲な言い方をしていない。
デリケートな言葉だからこそ、使う時にはそれなりの勇気が必要になる。決意が必要になる。必然が必要になる。相手(スティービー)への思いがたっぷりこめられていなければならなくなる。
表面的な用語の言い換えより、こちらのほうが、とても大切だと思う。
椰子の実日記2003年10月05日(日) blind より
by PAN19335
| 2004-05-07 12:44
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