2004年 08月 25日
どのような利用状況についてインタビューするか |
ユーザとのインタビューにより得られた商品の使用に関する情報を分析し、ユーザビリティ要求事項を明確にする手法(情報技術に関するドイツ審査認定機関DATcehによるISO13407/ISO9241-10認証に準拠したユーザビリティ要求事項構築手法)がある。
その手法では、商品改良の要求事項を構築したい商品の利用状況をユーザにインタビューする。
新商品の開発のときには、利用状況が類似している参考商品の利用状況をインタビューすることになっている。
しかし、何をこの参考商品とするかがポイントなのだ。
まず、思い浮かぶのが、代替品だろう。
素直なところでは、DVDレコーダのユーザがまだ少なかった頃なら、ビデオデッキの利用状況をインタビューすることを思いつく。(DVDとビデオテープのメンタルモデルには大きな違いがあるので、分析には注意が必要だが。)
電子ブックなら書籍、電子認証なら家や車の鍵の利用状況だろうか。
このあたりなら、比較的用意に思いつくのだが、BSEの影響で米国産の牛肉が出回らなくなったときに、代替品が何だったか思い出してみてほしい。
牛丼が豚肉や鶏肉を使ったメニューに変わっていた。
パッと考えると、オージービーフで代替できるのではないかと思うけれど、肉の質が違うので、牛丼には使えなかったらしい。
代替品を考えるのも難しいものだ。
新商品開発用に、代替品(その商品が今ないから使われていると思われる商品)の利用状況をインタビューしてみて、うまく分析できなかったら、商品を換えてインタビューしてみることを考えよう。
その手法では、商品改良の要求事項を構築したい商品の利用状況をユーザにインタビューする。
新商品の開発のときには、利用状況が類似している参考商品の利用状況をインタビューすることになっている。
しかし、何をこの参考商品とするかがポイントなのだ。
まず、思い浮かぶのが、代替品だろう。
素直なところでは、DVDレコーダのユーザがまだ少なかった頃なら、ビデオデッキの利用状況をインタビューすることを思いつく。(DVDとビデオテープのメンタルモデルには大きな違いがあるので、分析には注意が必要だが。)
電子ブックなら書籍、電子認証なら家や車の鍵の利用状況だろうか。
このあたりなら、比較的用意に思いつくのだが、BSEの影響で米国産の牛肉が出回らなくなったときに、代替品が何だったか思い出してみてほしい。
牛丼が豚肉や鶏肉を使ったメニューに変わっていた。
パッと考えると、オージービーフで代替できるのではないかと思うけれど、肉の質が違うので、牛丼には使えなかったらしい。
代替品を考えるのも難しいものだ。
新商品開発用に、代替品(その商品が今ないから使われていると思われる商品)の利用状況をインタビューしてみて、うまく分析できなかったら、商品を換えてインタビューしてみることを考えよう。
by PAN19335
| 2004-08-25 19:11
| 調査/評価