2004年 04月 08日
五感商品のキーワード |
これまで(物量商品)
・使い勝手
・仕様書通りの性能
・財布にアピールする魅力的価格
・同じモノがたくさんある
・最大公約数向け
↓
これから(五感商品)
・ゾクゾクッ
・驚き(ワンダー)
・ハートに火をつける感動
・これまで経験したことがない
・個人向け(あなただけに)
『リーダーシップの教科書』(阪本啓一著、日本実業出版社、2004)P.24
これは、使い勝手や性能をおろそかにしていい、というわけではない。
誰にでも無難なものを大量生産して安く提供していればいい、というわけにはいかない、ということなのだ。
使い勝手や仕様書通りの性能は十分条件ではないけれど、やはり必要条件なのだ。
魅力的価格も必要だ。
ただ、「魅力」の意味が違う。ただ安ければいいというわけではなく、高くてもユーザにとってそれだけのお金を払う魅力があるかどうか、ということなのだ。
ハートに火をつけられるかどうか。これはユーザビリティだと言えよう。
これは人を見ていないとできない。これはまさしく人間中心設計なのだ。
人に喜んでもらいたい。マーケティングもユーザビリティも目指すものは同じだ。
by PAN19335
| 2004-04-08 18:11
| ユーザビリティ