2004年 04月 21日
言葉の定義 |
3/29にも「心の中に塔を建てる」ということで、言葉を共有することが大切だと書いた。
それも阪本啓一さんから聞いた話だったのだが、「リーダーシップの教科書」にも書かれている。
私は普段の仕事では「ユーザビリティ」という人によって言葉の定義がさまざまである言葉をよく使う。
「ユーザビリティ」という言葉は、人によっては言葉の定義が違うということをたいていの人は認識しているので、まだいい。
誰もが自分と同じ意味で捉えていると思い込んでしまうのが一番やっかいだ。
その場にいる人が、その言葉をそれぞれ違う意味で捉えて話がすれ違っていると感じたときに、ひとつずつ言葉の確認をして、整理しようとすると機嫌が悪くなる人が時々いる。
どうしてなんだろう。
熱い想いを語っているときに、そういう冷静なことをやるのが、テンションを下げそうで嫌なんだろうか?
人が自分と違う解釈をするということはありえないと思っているのだろうか。。。
それも阪本啓一さんから聞いた話だったのだが、「リーダーシップの教科書」にも書かれている。
リーダーの重要な仕事は、チーム内で買わされる言葉の定義を一つにすることである。たとえば、私はクライアントと商品開発プロジェクトにチームで取り組むとき、最初に必ず言葉合わせから入る。「ブランド」という用語を一つ、「顧客」一つ取ってみても、メンバー間で定義が違うのが当たり前だからである。
『リーダーシップの教科書』(阪本啓一著、日本実業出版社、2004)P.127
私は普段の仕事では「ユーザビリティ」という人によって言葉の定義がさまざまである言葉をよく使う。
「ユーザビリティ」という言葉は、人によっては言葉の定義が違うということをたいていの人は認識しているので、まだいい。
誰もが自分と同じ意味で捉えていると思い込んでしまうのが一番やっかいだ。
その場にいる人が、その言葉をそれぞれ違う意味で捉えて話がすれ違っていると感じたときに、ひとつずつ言葉の確認をして、整理しようとすると機嫌が悪くなる人が時々いる。
どうしてなんだろう。
熱い想いを語っているときに、そういう冷静なことをやるのが、テンションを下げそうで嫌なんだろうか?
人が自分と違う解釈をするということはありえないと思っているのだろうか。。。
ある日、私の会社パームツリーでナイキのブランド戦略について議論していた。
「それはタグラインが意味しているから・・・」
「いや。でもキャッチコピーは常に一貫しているので・・・」
「トレードマークは一つだからいいのではないかなあ・・・」
後で整理すると、全員、「Just Do It」のことを指していた。
『リーダーシップの教科書』(阪本啓一著、日本実業出版社、2004)P.130
by PAN19335
| 2004-04-21 12:43
| 気持ちの持ちよう