2004年 03月 24日
同じ言葉も人によって取り方が違う |
同じ言葉を聞いていても人によって受け取り方が違う。
メールだと、話がかみ合っていないことに気づいたときに読み返して、
「あ、もしかして、ここはこういう意味だったのか?」と考え直すことができるけれど、
会議や打ち合わせの場だと、それができない。
対面での会話では、その場の雰囲気や盛り上がりで曖昧になってしまうこともある。
会社で、ある程度同じ背景を持っているはずの人間同士でもそうなのだから、
設計者とお客さんの間ではもっと気をつけないと、作った側と受け取った側の間で
すれ違いが起こってしまうんでしょうね。
↓このコラムは「音階」というタイトルだったのですが、なるほど~、と思ったので
ちょっとご紹介。
同じ透明な液体を「water」と一表現でまかなう言語もあれば、「水」と「湯」に分ける言語もある。いや、同じ日本語でも、ぼくにとって「コラム」という単語は自らも書く意味を含んだ単語だけれど、あなたにとっては主に読むものという単語かもしれず、受け取るイメージはやはりずれている。
そのずれは結局その人が生きてきた積み重ねそのものだ。そういう、少しずつずれた言葉を用いながら、ぼくたちは自分の生きてきた積み重ねと相手が生きてきた積み重ねを交換している。人と会話をしていて、ぼくはときどきそんな思いに、心を震わせていることがある。
メールだと、話がかみ合っていないことに気づいたときに読み返して、
「あ、もしかして、ここはこういう意味だったのか?」と考え直すことができるけれど、
会議や打ち合わせの場だと、それができない。
対面での会話では、その場の雰囲気や盛り上がりで曖昧になってしまうこともある。
会社で、ある程度同じ背景を持っているはずの人間同士でもそうなのだから、
設計者とお客さんの間ではもっと気をつけないと、作った側と受け取った側の間で
すれ違いが起こってしまうんでしょうね。
↓このコラムは「音階」というタイトルだったのですが、なるほど~、と思ったので
ちょっとご紹介。
同じ透明な液体を「water」と一表現でまかなう言語もあれば、「水」と「湯」に分ける言語もある。いや、同じ日本語でも、ぼくにとって「コラム」という単語は自らも書く意味を含んだ単語だけれど、あなたにとっては主に読むものという単語かもしれず、受け取るイメージはやはりずれている。
そのずれは結局その人が生きてきた積み重ねそのものだ。そういう、少しずつずれた言葉を用いながら、ぼくたちは自分の生きてきた積み重ねと相手が生きてきた積み重ねを交換している。人と会話をしていて、ぼくはときどきそんな思いに、心を震わせていることがある。
ざつがく・どっと・こむ『今日の雑学+(プラス)』 音階より
by PAN19335
| 2004-03-24 10:37
| ユーザビリティ